はじめまして。ナオ訪問鍼灸院　代表の西尚大と申します。

私は昭和63年の10月に堺市民病院にて生を受けました。(当時はまだ安井町にありました)

榎小学校・三国丘中学校・近畿大学附属高等学校に進学し、小学校の4年生からバスケットを始め小中高の在学中はずっとバスケットに打ち込む少年でした。そして現在でも堺の社会人バスケットリーグに出場しております。もうかれこれ何年競技しているのか、と自分でも吃驚しています。高校在学中に先輩に呼ばれ、ストレッチやマッサージをやらされた(ここは敢えてちゃんと『やらされた』と表現しておきます)ことが今の仕事に繋がる一番始めのきっかけだったのかも知れません。

高校を卒業した私は関西医療学園専門学校　柔道整復科に進学しました。同時に、家の近くの鍼灸整骨院で修行を始めました。この頃は学業と勤務の繰り返しで、今思い返すと一番きつかったかも知れません。国家試験を突破して、無事、柔道整復師の免許を取得した私はそのまま関西医療学園専門学校　鍼灸科に進学しました。この時に自分にとって非常に大きな、財産とも言える級友たちに出会いました。もともと鍼灸に興味のあった私は、この頃に色々な、本当に色々な治療技術を知り、教えを乞い、学びました。学べば学ぶほど、わからないことは増え、カラダの不思議に直面し、また頭をかかえる日々でした。そして私は鍼灸整骨院の院長を引き受けて６年間勤め上げました。しかし、経営主義、店舗運営に関して思うところがあった私は実際の店舗運営と自分の目指すものとの隔たりに挟まれて苦悩しました。私は、患者様に良くなって欲しいのです。そのために難しい文献をいくつも読みましたし、厳しい修行にも耐えました。正直に申し上げて、現在もわからないことは山のようにあり、まさに万能という言葉の真反対にいてるような気持ちです。

しかし、そんな中でも胸を張って体得したと言える技術が私にはあります。

それが『指圧をベースにした独自のマッサージ』と『低刺激で最大限の効果を引き出す鍼治療』です。いくつもの参考文献と著名な先生への勉強会に出席して、これは科学的根拠があるのか自身で何度も確認して作り上げた技術です。

ではこれで一体何が良くなるのか。

少し専門的な話になりますが、筋肉は全て『筋膜』という膜で覆われているのですが、最近の研究で慢性痛や筋肉の痛みの原因にはこの筋膜が大きく関わっているということがわかりました。そしてこの筋膜は筋肉の一つ一つを覆っているのではなく、全身タイツのように、カラダ全体を一つの大きな筋膜が覆っているのです。ですから、カラダのバランスが左右前後どちらかに偏ったりすると、その代償をしようと、偏っている部位とは別の部位にトラブルが生じるのです。

そのトラブルが筋膜の過緊張や癒着だったり、あるいは拮抗筋の萎縮だったり、原因というのは人それぞれですが、私はこの、筋膜に特化した治療を行います。

やや難しい話になりましたが、私は現在フリーランスの施術者として、今までの患者様、またこれから出会う患者様のためになりたいと思っております。

自ら不安定な道を選んだことが間違いでなかったと証明したく考えております。

​皆様、お身体でお困りの際は是非、当院をお使いくださいませ。何卒よろしくお願い申しあげます。